ばね指 ~朝起きたら指が曲がったまま伸びないんですけど…~

こんにちは。吉田です。

今日は中指、薬指、親指におこりやすい痛み、ばね指(弾発指)について投稿します!
更年期や妊娠出産期の女性に多いですが、手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも起こります。
糖尿病やリウマチ、透析をしている方もご注意ください。

<症例1>

50代女性。起床時に手を開けようと思うと引っかかって薬指が伸びないとのことで来院。
押さえて痛い部位や弾発症状からばね指を疑う。
装具固定による安静と筋肉の緊張を和らげる施術により、徐々に引っかかりが少なくなり完治。

どこがどうなってるの?

指を曲げる筋肉はだいたい肘から指までついていて、手の中の部分は腱(いわゆる筋)になっています。
その筋は、1本ずつ動かせるように、また浮き上がってしまわないように、腱鞘という鞘に覆われとめられています。

この腱鞘のなかを通過することでうまく動かせるのですが、指を使いすぎた時などに摩擦で腫れ上がったり瘤ができたりして、通過障害を起こしてしまう状態がばね指です。
指が曲がったまま伸びにくく、伸びる時にポンッと跳ねるように伸びます。
指の付け根あたりを触りながら指を曲げ伸ばしすると瘤が触れますよ。

放っといたらどうなっちゃうの?

朝起きた時に何か引っかかるなぁ…程度であればと放置する人もおられますが、だんだんひどくなってくると朝指を伸ばす時の引っかかりがひどくなり、痛みを伴うようになってきます。
そのぐらいになると、日中でもしょっちゅう引っかかるようになり、物を持ったときに腫れているところに当たるだけでも痛んできます。

どうしたらいの?

まずは、安静にすること。
そのために、まず…

①原因となっていそうな手作がないか考えてみてください。そして、できればその作業を減らしてください。

例えば、編み物や手芸、除草作業などなど…
他にもいろいろありますが、やり方を見直したり、時間を少し減らしてみるようにしてみましょう。
特に中指や薬指の指先に力を入れていたり、そこだけ曲げていたりしていないでしょうか?
買い物袋の持ち方ひとつでもそうです。

ひっかっけている指先だけ曲げて力が入りっぱなしになっています。
手全体を使って持っていれば力が分散されますが、指先だけになると負担が大きすぎますよね。
牛乳、ヨーグルト、お肉に、お魚、大根、トマト、キャベツに、マヨネーズ、お醤油などなど…
両手に持ってもお買い物って大変です。

こんな感じで手首につけて重い袋を持つ装具もあるようです。

他にも、いろいろ痛い動作はあるでしょうから、ぜひ受診の際に聞いてみてくださいね。

次に…

②取り外し可能な装具で固定します。

当院では熱で形を変形するプラスチックス材で指の曲げ伸ばしができないように固定します。
指先を曲げて力を入れるのを防ぐためです。

指を動かないようにとめるとわかるのですが、いかにここを使っての作業が多かったことか!
特に家事動作はてきめんです。動かしづらいので嫌になります(笑)
要はそれだけそこを使って動かしてしまっていたということですね。
指のスジを休めてあげましょう。
こちらは、取り外し可能なので、お風呂で洗えます!

そして…

③炎症を抑えるために、電気治療をしたり、その筋肉が和らぐように各種手技療法を行います。

筋肉がパンパンなので、腱に余裕がありません。
しっかり緩めて、上手に手全体で動かせるように癖づけましょう。

注射を打ってもらうこともできますが、使い方を改めないと繰り返してしまいます。
基本的には、手術をせずに良くなりますので是非ご相談ください!\(^^)/

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