狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)~やかんを持ったら手首がーっ!~

こんにちは。吉田です。
GWもあけたのになかなか厳しい状況が続きますが、皆さん頑張って参りましょう!

今日は妊娠出産期や中高年の女性に多い手首の痛み、ドケルバン病について投稿します。

<症例1>

40代主婦。家事をしていると親指側の手首の辺りに痛みを感じるとのことで来院。
押さえて痛い部位や徒手検査などからドケルバン病を疑う。
装具固定による安静と筋肉の緊張を和らげる施術、家事の動作改善指導により痛みが消失。

どこがどうなってるの?

親指を伸ばしたり手首をおこしたりする腱におこるドケルバン病はよくある腱鞘炎の一つです。

筋肉は基本的にお肉の部分と腱(いわゆるスジの部分)がありますが、手や足といった細かい動きのできるところは腱がたくさんあり、それぞれがうまく動くために場所によって腱鞘という鞘(さや)に包まれています。

ですが、腱が引き伸ばされ何度も動かすことで、その鞘のトンネル内で腱が腫れたり、鞘自体が腫れたりして通りにくくなってしまうため痛みが出ることがあるのです。それが腱鞘炎です。

放っといたらどうなっちゃうの?

痛みをうまくカバーして安静にできると良いのですが、この場所は家事なんかでどうしてもよく使ってしまう場所なんです。
ひどい場合には、大きなこぶのように腫れ上がって激痛を伴うようになってしまいます。
さらにひどくなると、腱鞘を手術で開かなくてはならなくなる場合もあります。

どうしたらいの?

まずは、安静にすること。

そのために、まず…

①親指を上にして物を持たないようにします。

やかんを持つときの動作を考えてください。
おそらくほとんどの人が親指を上にして持っていますよね。

見てください!この手首の角度!!
めっちゃ負担がかかりそうな気がしませんか?
このやかんがもっと大きい物だったとして!満タンにお茶が入っていたとして!

では、これをどうすれば回避できるのか?

難しくないんですよ。
手のひらを上にして持てばいいんです。そうすると片手では注ぎにくいですよね。
そしたら、左手をやかんに添えればいいんです。
お上品にしてみてください!(^^)

他にも、いろいろ痛い動作はあるでしょうから、ぜひ受診の際に聞いてみてくださいね。

次に…

②取り外し可能な装具で固定します。

親指から手首にかけて、お湯で変形するプラスチックの板が入った装具で、親指が曲がらないようにします。
つまり、ここを動かさなければ治りが早いということです。
この場所を動かないようにとめるとわかるのですが、いかにここを使っての作業が多かったことか!
特に家事動作はてきめんです。動かしづらいので嫌になります(笑)
要はそれだけそこを使って動かしてしまっていたということですね。
親指のスジが、もうアカン…とギブアップしているのだと思って休めてあげましょう。
こちらは、取り外し可能なので、患部をお風呂で洗えるのが嬉しいところです。

そして…

③炎症を抑えるために、電気治療をしたり、はり治療をしたり、そこの筋肉が和らぐように各種手技療法を行います。

基本的には、手術をせずに良くなりますが、日常動作の改善ができないと長引きやすい傷病です。

全力でサポートしますので是非相談して下さいね\(^^)/

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