突然やってくる ”ぎっくり腰”(急性腰痛症)
こんにちは。吉田です。
今日は”ぎっくり腰”についてお話しします。
きっと経験されたことのある方もたくさんいらっしゃると思いますが…
経験した人にしかわからないこの苦しみ。腰ってからだの真ん中にあるんだとひしひしと感じます。何をするときも、ここに力を入れずには動けないので激痛に終始耐えねばならない。なかなかの強敵です!
まずは、”ぎっくり腰”とはなんぞやですが、医学用語にすると”急性腰痛症”=急に起こる腰の痛み全般。なんてざっくり(笑)
では、まずはその原因について、よく見かけるものを列挙してみます。
原因
原因はあまたあれど、大きくは
①骨(腰椎)の痛み
②関節あたりの痛み
③筋肉からの痛み
に分けられると思います。
腰椎模型です。上から第1腰椎、第2…第5腰椎と続き土台の仙骨があります。
それぞれについては追々、項目別に記事にしていきますので、色が変わっている単語をクリックしてみて下さい。
①腰の骨(腰椎)の痛み
これは、骨折が主です。もちろんなかには骨のがんなどもありますが、日頃よく見かけるものですと、圧迫骨折、分離症および腰椎疲労骨折など。
②腰の関節あたりの痛み
腰椎の周りにある関節を作っているものの痛みです。腰椎の靱帯性、椎間板ヘルニアなど。
③腰回りの筋肉の痛み
腰にはたくさんの筋肉があります。筋挫傷、筋筋膜性など。
対処法
まずは安静です。急に起こったズキズキ疼くような痛みの場合、熱ばった状態のことが多いですから、時には患部を冷やしてあげるのもよいでしょう。
温めたり揉みほぐすのはオススメできません。したがって、長風呂もひかえましょう。
当院では、電気療法、鍼療法、各種手技療法、テーピング、コルセット固定、体の使い方の指導など、みなさんの状態に合わせて選択施術いたします。