特殊治療としてはインソール療法(シダス&ディモコ)と巻き爪ケア(ペディグラス)を取り入れています。

開業16年目となりました。滋賀県草津市の琵琶湖の近くにある鍼灸整骨院です!からだの痛みは何でもご相談ください。

むち打ち症

むち打ち症

 むち打ち症は、むち打ち損傷、頚部(けいぶ)ねんざ、頚椎(けいつい)ねんざなどとも呼ばれます。むち打ちとは、サーカスの動物使いが革のむちを空中で振ったときのような状態が、頚部に起きることから命名されたものです。
 
 自動車に乗っていて追突されたときは過伸展(後ろにきつく反る)、正面衝突や急停車などのときは過屈曲(前にきつくうつむく)のむち打ち状態になります。

交通事故での発生が多い

タイプ分類別の症状

頚椎捻挫型

 首の骨(頚椎)に力が加わり、靭帯が引き伸ばされたり、傷ついて捻挫を起こした状態になります。4タイプのなかで最も多くみられます。

 首の後ろや肩の痛みは、首を伸ばすと強くなり、首や肩の動きが制限されることもあります。

神経根症状型

 頚椎に変形があったり、頚椎の間の神経が出るところ(椎間孔)が狭くなったために、脊髄から枝分かれした神経が圧迫されて症状を招きます。首の痛みのほか、腕の痛みやしびれ、だるさ、後頭部の痛み、顔面痛などが現れます。

 これらの症状は、咳やくしゃみをしたり、首を横に曲げたり、回したり、首や肩を一定方向に引っ張ったりしたときに強まります。

バレ・リユウー症状型

 血行をつかさどる交感神経(自律神経系)が損傷したり、椎間板や筋肉による圧迫を受けて、頚椎に沿って走っている動脈の血流が低下し、症状が現れると考えられています。

 後頭部や首の後ろの痛みをはじめ、めまい、耳鳴り、難聴、目のかすみ、眼精疲労などが起こることもあります。
 また、それほど多くありませんが、顔面やのどのあたりの違和感、腕のしびれといった知覚異常や声のかすれ、嚥下困難、胸部の圧迫感などがみられる場合もあるようです。

※ 根症状型とバレ・リユウー症状型の混合型もあります。

脊髄症状型

 頚椎のなかを通る脊髄が傷ついたり、圧迫を受けた場合にみられます。脚へ伸びる神経が損傷されて、脚のしびれや知覚異常が起こり、歩行障害が起こります。また、尿や便が出にくくなるケースもあります。
 

  • 症状の長引くむち打ち症は、「気のせい」や「うつ病」などと誤って診断されることもありますが、MRIで検査すると椎間板ヘルニアが見つかることがあります。
    これは、痛みの楽な前屈み姿勢により、首の椎間板の変形が進行しているためです。
    レントゲンでは椎間板の変形は見過ごされていることがあります。 
むち打ち症の軽い場合は、発症してから4~5日たつと次第に症状が治まってきて、1~2週間もすればかなり軽くなり、やがて後遺症もなく無症状になります。

治療

首の固定と消炎剤などで大半は治癒

  1. 初期には安静を保つことが第一で、そのうえで冷湿布をします。固定するために首に頚椎カラーをつけ、痛みが強い場合には、鎮痛剤や消炎剤が処方されることもあります。
    首の症状が軽ければ、肩こりを招いて苦痛が増すのを防ぐために、頚椎カラーを、用いないこともあります。

  2. 重症の場合には入院し、1~2週間横になった状態で安静を保ち、冷湿布や鎮痛・消炎剤による治療を受けます。

  3. 痛みや運動制限などの症状が治まってきたら、頚椎カラーを外し、首や肩を大きくゆっくりと動かす運動やストレッチングを行います。
     運動の開始時間は、症状と相談しながら、できるだけ早いほうがよういでしょう。いつまでも安静や固定を続けると、関節や筋肉が硬くなったり、筋力が低下して、肩こりや首の鈍痛、頭痛を引き起こすことがあります。
     逆に運動を始めると、血液の循環が促されて回復が早くなります。また、痛みが軽くなったら、通常の生活に戻すことも大切です。

  4. 神経の損傷による症状や肩こりなどが続く場合、マッサージ頚椎の牽引、患部を温める温熱療法などで柔軟性を取り戻すようにしましょう。
     
     大半の人は、受傷から3ヶ月以内に回復していますが、3ヶ月たっても治らない場合には、神経ブロック療法(局所麻酔剤などの注入)が試みられることもあります。
     
     また、頭痛のために、枕が合わないことを相談されますが、変形した頚椎が脊髄を圧迫して頭痛になっているのです。

しかし、むち打ち症の方は、枕よりも自身の首に問題があることが多く、枕に頼るよりも自分の首の変形や寝相を正すことが先決です。

首の変形は、ストレッチ運動を中心とした首周りの筋肉トレーニングで改善できます。

交通事故の衝撃は本人はあまり記憶がないので、重症度を忘れがちですが、意外と強力な外力が加わっていることが多いのです。

予防

事故に遭ったら無症状でも受診を!

 スポーツ中に頭を強く打ったような場合には、できるだけ早く受診するようにしましょう。

むち打ち症は、シートベルトを正しく装着したうえで、ヘッドレストの中央に後頭部が収まるよう、高さを調節するように気を配れば、ある程度までは防ぐことができます。乗車時の習慣にするように心がけてください。

powered by Quick Homepage Maker 4.85
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional