オスグッド病 ~成長痛。膝の前が痛くて走れない(T_T)~

こんにちは。吉田です。

今日は小中学生に多い膝痛、オスグッド病について投稿します!

<症例1>

中学1年の男子学生。サッカーのクラブチームにて週4回練習。ダッシュやシュート練習の時に膝のお皿の下辺りに痛みを感じるとのことで来院。

押さえて痛い部位や形状からオスグッド病を疑い、エコー検査をしたところ所見を確認。

バンド固定による安静と筋肉の緊張を和らげる施術により痛みをコントロールしながらサッカーの練習継続中。

どこがどうなってるの?

膝の関節は4つの骨からなっており、太ももの骨(大腿骨)1本とすねの骨2本(脛骨、腓骨)、お皿の骨(膝蓋骨)があります。太腿の筋肉の多くは骨盤や太ももの骨から膝の関節を超えてすねの骨に付いています。だからこそ膝を曲げたり伸ばしたり出来るのですが、お皿の骨は膝を伸ばす時に使う太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の力を上手く伝えるために、滑車の役割としてその筋肉の途中に組み込まれています。

これ自体はすごく良くできた機能なのですが、子どものうちはこの大腿四頭筋が付いているところに軟骨で出来ている成長線があるため(なぜここに…)、骨より柔らかい軟骨は引きはがされ盛り上がり痛みが出てきます。

放っといたらどうなっちゃうの?

成長が止まって成長線が無くなれば痛みが止まることがほとんどですが、夜寝ている間にもっとも成長ホルモンが分泌されるため、ひどい場合は動いていなくても夜寝ているだけで痛むこともあります。また、大人になってもすねの骨が出っ張った状態で変形し硬い床などで正座をすると当たって痛んだり、まれに引きはがされた部分が不安定なまま残り、スポーツやトレーニングをするときに痛みを残す場合もあります。

どうしたらいの?

成長が止まれば治るならそのままでいいじゃないかという方もいらっしゃいますが、痛みが出てから成長が終わるまでの時間を考えてみて下さい。

たとえば。最初の症例の男の子、中学一年生の春、クラブチームでの練習を始めて小学生の頃にはしたことがなかった量のダッシュなど、トレーニングによる運動量がグッと増えます。その時に痛みを出すお子さんはたくさんいるのですが、その子の身長の伸びが止まるのは?だいたい男の子の身長は高校生まで伸び続ける場合が多いですよね。ということは、激痛に耐えながら中学時代のまるまる3年間を過ごさなければならないなんて何の拷問でしょう…。スポーツの基礎を固めるのに最適な時期に、思うように練習できないもどかしさは思春期のお子さんにとってとても苦しいものです。

せめて痛みを最小限におさめて過ごせるように、好きなスポーツを継続していくために、影響を与えやすい太ももの前の筋肉を柔らかく保つことがもっとも大事なのですが、身長が伸びている=骨が伸びているのに、なにもしないままでは筋肉の伸びがついていきません。まずは、自宅でしっかりとストレッチを継続すること、それでも行き届かないときは、マッサージや運動療法を受ける、専用のバンドなどで過剰な負荷を避ける、原因となっている運動のフォームを改善する、電気やはり治療で炎症を抑える、などなど出来ることはいろいろあります。

全力でサポートしますので是非相談して下さい\(^^)/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です